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伝統・文化

無病息災を祈年 大野区大般若会

大般若会

1月15日、大野区楞巌寺(楞嚴院)にて「大般若会(だいはんにゃえ)」が執り行われた。

大般若経の「空」の教えを体得し、五穀豊穣や無病息災を祈念する「大般若会」。行われる時期は、寺や宗派によって違い、大野区では毎年1月に行われている。

大般若経は、約500万字もの膨大な量に及ぶ。そのすべてを法要時に読むのは、多くの時間がかかり難しい。そのため、真言などの重要な部分を唱え、教典をバラバラと広げては閉じ、広げては閉じを繰り返す「転読」を行うのが一般的なやり方のようだ。

当日は、大泰寺の住職、副住職が読経、転読を行うとともに、ときに大きな声で願文を唱え、独特の雰囲気のなか、終始厳かに祈念が行われた。

厄払い・歳祝いをする人がいれば法要後に餅ほりとなるが、今年は該当者なし。参加者は寂しい様子だったが、法要後の食事会で「来年は法話を盛り込んでもらえたら」と、これからの展望に話が及んだ。

西遊記で有名な三蔵法師が、インドから中国へ持ち帰り4年以上かけて翻訳したといわれる大般若経。日本には、7世紀末ごろに伝わったと言われている。

伝来以降、色川でも多くの住民が、一年の無事や秋の実りを願ってきたことだろう。勝手な想像だが、正月でゆるんだ心身を引き締める意味もあるのではないか。

目には見えない、先人や自分たちの「祈り」、受け継がれてきた行事の「意味」を想像すると、「大般若会」に限らず、行事の重みがぐっと身に迫ってくる気がする。

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