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伝統・文化

大雲取地蔵祭り

大雲取

山中の小さなお堂に鐘の音と読経の声が響く。すがすがしい秋晴れの下、大雲取地蔵祭りが10月24日に行われた。

場所は、熊野古道・大雲取越えの地蔵茶屋跡にある地蔵堂。ここには「大雲取地蔵尊」と呼ばれる32体の石地蔵が安置されており、昔から口色川の住民がまつってきた。

毎年10月24日に地蔵祭りが行われるが、昨年は9月の台風12号災害により地蔵堂までの道路が通行できなくなったため、今年は2年ぶりの催しとなった。

口色川の集落から地蔵堂まで、曲がりくねった山道を車で1時間弱かかる。朝8時ごろには、口色川区宝泰寺の檀家やゆかりのある人々が集まり始めた。

お菓子や果物、餅などが供えられた地蔵尊に、まずお年寄りの女性らが般若心経や御詠歌を唱える。続いて、那智山青岸渡寺の住職により法要が営まれた。

その後、参拝者にお神酒が配られ、餅まきが行われる。また、おまぜ(まぜごはん)のおにぎりが振る舞われた。餅やおまぜは22・23日に口色川の住民が手作りで用意したものだ。

地蔵祭りが終わると、檀徒は寺に移動し、宝泰寺での合同年忌と斎講に参加する。合同年忌の法要の後、境内で再び餅まきが行われ、最後におまぜやぜんざいなどの食事を共にし、和やかな時間を過ごした。

餅放り

お待ちかねの餅まき

何十年も毎年欠かさず地蔵祭りに参拝していたお年寄りたちは、2年ぶりにお参りできたことを心から喜んでいたようで、口色川の人々が代々この行事と地蔵尊を大切にしてきたことが改めてうかがえた。

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