大野区で小字名の看板設置
私(田中宏幸)が地域おこし協力隊で活動していた時、色川の地名について調べました。色川には、ほかの地域よりもたくさんの地名(小字)があります。それらの地名は、色川の祖先の人々が長い年月をかけて受け継いできた土地の名前です。…
私(田中宏幸)が地域おこし協力隊で活動していた時、色川の地名について調べました。色川には、ほかの地域よりもたくさんの地名(小字)があります。それらの地名は、色川の祖先の人々が長い年月をかけて受け継いできた土地の名前です。…
1月1日、色川は雪に覆われた。そんな寒い中、大野お弓保存会(大東利吉会長)による今年で9回目のみそぎ(水垢離)が行われた。色川神社の御神体の前で「タマタマ、タマタマ」「エイッホッ」「エイッホッ」と白い衣装一枚をまとった保…
「カーン・・・カーン・・・」 2012年の大晦日の夜、大野の集落に除夜の鐘が鳴り響き始めた。鐘は、集落を見晴らす山の上にある楞厳寺から打ち鳴らされている。 除夜の鐘とは、人が持つといわれる108つの煩悩を払い、新しい年を…
大野区のお弓保存会(大石健司会長)は毎年1月2日に伝統行事「お弓祭り」を催している。 今年も晴天の下、36回目の祭りが色川中学校運動場で無事執り行われた。 前日の元旦には、会員の3人が色川神社の川でみそぎの儀式を行い、本…
「こんばんは?亥の子祝います!」 雨上がりの夕暮れ、威勢のよい声が小阪の集落に響き、「亥の子祭り」の始まりを告げた。 百姓の神様をまつる亥の子祭りは、旧暦10月(亥の月)の亥の日に行われる伝統行事で、今年は11月22日に…
口色川の坂本ミトエさんは、12月になるとこんにゃくを作る。 原料のこんにゃく芋は、家の近くの茶畑に植えてある。こんにゃく芋は大きくなるまでに2~3年かかるため、芋が取れなければ、こんにゃくは作れない。しかも「イノシシに掘…
色川の中でもひときわ冷たい風が吹く樫原区の狩場刑部左衛門神社で、11月1日、狩場刑部左衛門の例祭が、樫原区(井上百合子区長)と狩場刑部左衛門遺徳顕彰会(須川政明代表)により執り行われた。 約600年前の昔に、樫原に住む狩…
山中の小さなお堂に鐘の音と読経の声が響く。すがすがしい秋晴れの下、大雲取地蔵祭りが10月24日に行われた。 場所は、熊野古道・大雲取越えの地蔵茶屋跡にある地蔵堂。ここには「大雲取地蔵尊」と呼ばれる32体の石地蔵が安置され…
色川の西部に位置する坂足区。昭和初期には24戸ありましたが、今では3戸7人の住民が暮らしています。その坂足で昔からまつられている「大鏡院」の祭典が、4月28日に行われました。 大鏡院は集落上部の山中にまつられていますが、…
林業に従事する作業員は自らを「山師」と呼ぶ。色川地区・籠(かご)に住む菊地七郎親方は、中学校を卒業して以来今日まで60年以上、山一筋に生きてきた本物の山師だ。今年で77歳。山を踏み分け、木に登り、丸太を担ぎ、チェーンソー…