秘境の1軒家を目指すウォーキングツアー

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だものの会(仮)は色川の知られざる魅力を発見しそして発信する有志の集まりだ。先日、第二回ウォーキングツアーを企画・実施し三人の参加者があった。その報告を以て記事に代えさせていただく。

ツアーは円満地公園を出発し明治時代に建てられたという一軒家を目指すというもの。円満地を出発するとすぐ川底を真っ赤に染めた川が見えてくる。これは色川の名前の由来の一つにもなっており、鉱山の採掘や精錬の過程で出た鉱毒が川に流れだし川底を赤く染めたものである。
毒々しくも美しく見えるその川の水面に色川の歴史や文化が映える。参加者は何かを感じ取ったのであろうか時折神妙な面持ちで歩いていた。その後棚田跡を抜けようやく一軒家に到着する。なんとも妖怪が現れそうな雰囲気を持つこの家は築100年を超える。ガスはひかれていない。参加者らはそこで腰をおろし少しの間その雰囲気を味わっているようだった。

その後薪での調理を体感し、地元野菜やジビエをふんだんに使った料理に舌鼓をうっていた。参加者からは「地元の人と触れ合い、また話ができて良かった」「予想を上回る満足度」という声も聞かれた。

だものの会(仮)では今月も同様のツアーを企画している。

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