色川の女性が世代を超えて交流

「色川みどりの会」総会が、3月7日(日)、那智勝浦町田垣内地区の研修宿泊施設「籠ふるさと塾」で行われました。色川地域内4地区(口色川、大野、熊瀬川、西部)の婦人会が集まり年に一度開く総会で、今年で32回目。今回は20代から80代まで幅広い年齢層40人ほどが参加。益子美佐江会長は「世代間のコミュニケーションが少ない時代の中で、同じ地域に住む者が親しく話し、一緒に何か一つの事をするのは意義あること」とあいさつしました。

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午前中は、今年度の会計報告の後、昔懐かしいお手玉作りに挑戦。小グループに分かれ、楽しくおしゃべりしながら作業が進みました。若い世代はお手玉を作るのは初めてのことで、布の組み合わせ方に四苦八苦。「昔よく遊んだ」と話す熟練者は丁寧に作り方を説明し、皆かわいらしいお手玉を作り上げていました。 

昼食は、前日から各地区で準備してきた「1つで2度おいしい常備菜」をテーマにした料理を味わいました。クリームシチューを使ったグラタン、切干大根の煮物をオムレツに、ひじきの煮物をおまぜの具に、肉じゃがをコロッケに、など工夫を凝らした料理が並びました。人気の料理には「味付けはどうやるのか?」など質問が飛び交い盛り上がりました。 

食事を楽しんだ後は、恒例の即売会。各地区の手作りのサンマ寿司や漬物、コンニャク、ジャム、クッキー、ドーナツ、イチゴ大福、餅、野菜などが販売され、瞬く間に売り切れて、会は終了。参加者は「気に入った料理を家でも作ってみたい」と話していました。