色川ゲタバキの会がお年寄りを訪問

「色川ゲタバキの会」(城房子会長)が、手作りのおはぎを持って色川地域内のお年寄りを訪問する「お達者訪問」を3月12日に行いました。
 

同会は、「共助」の精神に基づく介護の地域内自給を目指して2007年7月に発足。同じ地域の住民ならではの視点と「ゲタバキでさっと駆けつけられる」身軽さで、親近感と温もりのある手助けを行っています。

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現在の会員は、20~60代の色川在住女性8人。季節ごとに手作りお菓子をお年寄りに届けて近況を把握する「お達者訪問」や、体操・ゲーム・絵手紙教室など、お年寄りのレクリエーションの場を設ける「月待ち会」といった活動を続けています。
 

この日は朝から6人の会員が集まり、お彼岸を前におはぎを作りました。訪問する家は、一人暮らしのお年寄りを中心に20軒余り。
 

「いつまでも元気でおられる色川のお年寄りに、私たちの側が逆にエネルギーをもらっているんです」と城会長。「お年寄りのためというより、自分たちがやりたいから勝手にお節介を焼いているだけ」と言うのは、初代会長を務めた平岡昌子さん。「初めは不信感を持たれていたと思うけれど、続けるうちに認知度が上がったことを実感してうれしい」と会員の堀池裕希恵さんが語るとおり、訪問を受けたお年寄りたちは「いつもおおきによ」と笑顔を見せていました。

 

わきあいあいとおはぎを作る会員たち

完成したおはぎ

お年寄りを訪問し、近況を伺う