今年も実りの秋を迎え、棚田を守ろう会(松木繁明代表)の稲刈り体験イベントが、9月20日に行われた。当日は、東京や大阪、京都、神戸などから、総勢40人以上が参加。毎年、多数の参加があるNPO法人JUON(樹恩)ネットワークからは、今回20人を超える参加があり、例年以上に活気あふれるイベントになった。
作業は午前9時にスタートし、約100枚の棚田をすべて手刈りで刈り、ナルにかけていく。今年は収量が多めとのことで、作業は休みながらも午後4時頃まで続いた。
昼食は、会スタッフ手作りの豪華な食事が振る舞われた。松木さんの田でとれた新米と、イノシシの肉を使ったシシ汁、オクラの天ぷらなど、色川産の肉や野菜を中心に、デザートも含めると実に7品!新米とおいしい料理が、参加者のお腹を満たした。
参加者の中には若者も多く、「稲刈りは初めて。大変なんだということがよくわかった」「お米を大事に食べたいと感じた」といった感想が多く寄せられた。また、中学生の参加者からは「また来たい!」という嬉しいコメントも。
できたての新米を味わいながら、お米を作る大変さ、収穫の喜びを肌で感じてもらい、参加者の心に残るイベントになったのではないだろうか。