最近、ジビエ（野生動物の肉）が流行っている。日本中、ジビエジビエと盛り上がっている。
そういえばこの前、色川で「ジビエＢＢＱ」なるものが開催されていた。
円満地公園とだものの会（仮）の共同企画。会場のバーベキュー棟へ向かうと猪と鹿のきれいにスライスされた肉が、これでもかとバットの上に並べられている。横にはウリボーが丸のまま、どかっと横たわっている。何とも豪快だ。
外では猪の骨を煮込んだスープがいい臭いをさせている。どうやら豚骨ラーメンならぬ猪骨ラーメンを作っているらしい。そのスープは白く濁りその濃厚さを主張してくる。チャーシューには猪のバラを使い、その味付けで猪骨のスープと割る、らしい。参加者からは「おいしい」「ちょっと味うすい」「スライサー買ったん？」「肉多過ぎ」「チャーシューうま！」「ラーメンが色川で食べられるとは」「売れるんじゃない」「いや、売れんだろ」「ラーメンは人生を狂わす」などといった声が聞かれていた。
主催者は「たくさんの人に来ていただいてありがたい、今後は普段あまりジビエを口にすることのない人にも知ってほしい」と話していた。