色川中学校が梅を収穫

あちこちでアジサイが咲き始めているこの季節、すがすがしい陽気の中で、今年も町立色川中学校(畑尻正大校長)による梅の収穫が6月3日に行われました。
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13本ほどの梅の木が学校の敷地内に植わっていますが、今年はあまり実らなかったようで、収穫量は30キロ。昨年の3分の1程度でした。それでも生徒たちは、脚立などを使いながら、わいわいとにぎやかに梅採りを体験。1年生の溝口真然君は「初めて梅取りをしました。梅が葉っぱに隠れて見つかりにくかったけど、とても楽しかったです」と感想を述べました。

翌日は約10キロ分の梅に穴を開け、砂糖と交互にビンの中に入れて、梅ジュースを作りました。宮本恵先生は「梅に穴を開けるのは大変な作業なのに、生徒たちはみんなわきあいあいと作っていました。梅ジュースが飲める日を楽しみにしているんですね」とのこと。初めて梅ジュースを作った大石峻也君は「梅に穴を開けるのは、汁が飛んだりして大変だったけど楽しかったです」と話しました。ただ、生徒数が減ったために、梅ジュース作りが隔年になってしまったのは残念です。
(執筆:ヨーヘー)

葉っぱに隠れた梅の実を採る生徒たち