それぞれの想いを乗せて〜色川盆踊り大会〜

盆踊り

今年も8月14日、盆踊り保存会(松村光隆会長)主催の盆踊り大会が、円満地公園オートキャンプ場にて開催された。当日は、昼過ぎに小雨が少々降ったものの、まずまずの天気。6時から、色川青年会やたべものがかりによる夜店が開き、焼きそば・カレー・おでん・かき氷などの看板が並ぶ。思い思いの場所で、箸や缶ビールを手に歓談する人々が徐々に増えてくる。

盆踊り

盆踊りは7時に開始。音頭取りの唄い出しで数人が踊り出しやがて輪に。音頭は、松村会長と後呂光さん、新舎昭さんが担当。修業中の城村裕次さんと安田裕志さんも囃子に参加した。

例年、大会の前に盆踊り保存会による練習が行われているが、今年は加えて有志による自主練習も2回行われた。自主練習には小学生の参加が目立ち、当日も小学生たちが率先して踊る姿が印象的だった。

今年は、盆踊り保存会の前会長・榎本静夫さんの初盆のため、中入れ後の踊り再開時、新舎さんから挨拶が。「榎本兄の供養踊りに」との呼びかけに応えるように、後半はさらに踊りの輪が大きくなった。松村会長は、「もう引退と言っていた新舎さんが、榎本さんの初盆ということで依頼に応じて音頭を取ってくれて本当によかった」と語った。

盆踊り