中学生がお年寄りを訪問

町立色川中学校(畑尻正大校長)では毎年、敬老の日に合わせて80歳以上のお年寄りのお宅を訪問する活動をしています。これは、生徒たちに感謝の気持ちを持つことを伝えるとともに、思いやりのある心を育て、また、より地域について理解し、交流を深めることを目的としています。
–pagebreak–
今年は9月10日に、生徒6人が分担して22軒を訪問。この日のために夏休みからお土産を用意したり、葉書を出したりと、準備してきたこともあって、皆、楽しみにしていました。

お土産に用意したのは手作りのお手玉。お年寄りたちは懐かしがりながら、とても喜んでくれた様子。また、生徒らが考えた4つの質問のうち、「若さの秘訣はなんですか?」との質問に、あるお年寄りが「たくさん苦労をすること、助け合うこと、この世のすべてに感謝すること」と話したのをはじめ、いろいろと考えさせられる話が聞けたようです。

生徒たちは「大変でしたが、たくさんのことが学べ、いい経験になりました。これからもお互いに助け合って暮らしていけたらなと思います」と感想を残しました。

後日、お年寄りからお礼の手紙が届いたことが、生徒たちにはうれしく、間近に迫っていた18日の運動会への励みにもなったようです。
(執筆:ヨーヘー)

お年寄りを訪問した生徒たち