「つれもて行こらキャンプ」で色川のファンを作ろう!

日々、様々な人が訪れる色川。住民の家族・知人・友人はもちろん、移住希望者、大学生や他地域からの視察、ふらりと訪ねて来る人などなど。そんな人々に、ここでの暮らしを伝え、「色川のファン、ひいては移住者や仲間を増やそう!」と新しいイベントが立ち上がった。その名も「つれもて行こらキャンプ」。若手の有志たちを中心に、会場設営や食事の準備、演目、参加者として、など様々な形で住民の皆さんが協力。当日の11月18日は、参加者・関係者含めて70人以上が集い、会場となった円満地公園が賑わった。

イベントは大きく分けて2部構成。昼の部では、林業・養鶏・炭焼き・狩猟・塩づくり・農業を営む色川住民が、それぞれの仕事を現地で説明。参加者は都会に住む人が多く、めずらしい光景ばかりだったようで、皆、目を輝かせながら熱心に説明に聞き入っていた。

夜の部は、キャンプファイヤーを囲んでの交流会。色川地域振興推進委員会の新宅伸一会長が挨拶し、食事をしながら、クイズあり、歌あり、踊りありと、プログラムが目白押し。地元の住民や子どもたちも含め、たくさんの人で賑わっていた。

企画の発起人である多持真一さんは、「皆さんの協力があって無事に終わり、本当にほっとしています。温かく協力してくださった方が多く、改めてお礼を伝えたいです。単純に都会から人を呼ぶだけでなく、色川の方にもたくさん関わってもらえたら、という思いがあって、このイベントを企画しました。本当に手探りでしたが、今回を通じて可能性が見えてきたので、皆さんに愛着を持ってもらえる、定番のイベントに育っていってもらいたいです」と話している。