第40回を迎えた「みどりの会」総会

色川の中部・西部地区の女性からなる「色川みどりの会」(岡純会長)の総会が、2月5日に籠ふるさと塾で行われた。今回は、第40回を迎えた記念に、東部地区(小阪・南平野)の女性たちにも声をかけ、当日は25人が集まり交流を楽しんだ。

総会に向け、会員に「総会でどんなことをしたいか」をアンケート調査で聞き、その結果を踏まえて今回の内容が検討された。アンケートで「みどりの会発足の経緯を知りたい」などの声もあったことから、総会では会立ち上げの経緯やこれまでの活動について発表された。

続いて、昨年の総会で好評だったヨガ教室が、再び西谷安代先生を招いて行われた。参加者は、普段、何気なく使っている自分の体に向き合い、さまざまなポーズを教えてもらいながら、ヨガを楽しんだ。皆それぞれ自分のペースで、深く呼吸しながら、体を伸ばしたり、ゆるめたり、バランスをとったりして、約1時間の講習が終わると、心も体も癒されたようだった。

昼食は、いつもは自分たちで作った料理を楽しむのだが、40回記念ということで、特別に総菜の弁当を注文。ご飯と汁物を大野区が用意した。また、食後のデザートも兼ねて、お菓子の即売会が行われ、手作りのドーナツやマドレーヌ、クッキーなどが並んだ。

午後は、アンケートでも要望が多かったゲーム大会。4チームに分かれ、10円玉をスプーンで運ぶリレーゲームや、50音表を使った脳トレゲーム、背中に文字を書いて伝える伝言ゲーム、手をつなぎフラフープをくぐるゲーム、万歩計をつけて足を上げずに体を動かし歩数を競うゲームに取り組み、チームで得点を競った。皆、頭と体を使うゲームに苦戦しながらも、大いに笑いながら楽しんでいた。

40年前の発足時は、色川全地区から100人以上の会員が集ったみどりの会。今では半数以下に減り、活動内容も縮小している。しかし、40年間、20代から80代の女性が地区も年齢も超えてつながる場は、みどりの会以外にはない。

「女性も地域のために役立ちたい」「みんなが安心して暮らせる場所にしたい」

そんな思いで会の発足と継続に尽力してきた先輩方に敬意を表しつつ、規模や活動内容が変わっても、その思いを大切に受け継いでいきたい。