ブルーベリー摘み取り園がオープン

例年より早く梅雨明けし、夏の青空が広がった色川。今年も7月15日から、「みなみ野フィールズ不動坂」のブルーベリー摘み取り園がオープンした。

12日にはオープンに先駆けて、下里小学校の1・2年生が来園。色川以外の地区から小学生が来園するのは初めてのこと。子どもたちは、「山がいっぱいある!」と、色川の環境を新鮮に感じているようであった。

「みなさん、ブルーベリーは知っていますか?ブルーベリーは目にいいと言われています。ブルーベリーは、ブドウのように一房がみんな揃って熟すのではなく、同じ房の中でも、熟しているもの、いないものがあります。色の濃い、大きな粒のものを採りましょう」

主人の浦勝良さんのアドバイスを聞いて、摘み取りがスタート。実際にブルーベリーの木を見てみると、黄緑色の粒、ピンクがかった粒、濃いブルーの粒が一房の中に混在している。大きく熟したものを探して一粒一粒摘んでいると、つい熱中してしまう。子どもたちも採るのに夢中になって、自分では食べきれないほど摘んでしまうことも。「1年分のブルーベリーを食べた!」と満足して帰っていった。

27日には毎年恒例、色川小学学校の児童たちも来園。慣れているせいか、わずか30分で約19キロのブルーベリーを収穫。そんな中でも「甘い!」「シャキシャキしてる」「こっちは甘酸っぱい」と、品種ごとの味の違いを楽しむ余裕もあった。

摘み取りの後は2班に分かれてブルーベリージャム作り。浦さん指導のもと、1年生から6年生までが協力して、おいしそうなジャムが完成した。

摘み取り園は8月中旬ごろまでオープンの予定。不動坂から景色を見ながらブルーベリーを楽しむ。夏の思い出のひとつにいかがだろうか。