那智勝浦町立色川中学校（畑尻正大校長）で、校内マラソン大会が2月3日に行われました。
–pagebreak–
これまでは、毎年、太地町で開催される東牟婁地方中学校駅伝競走大会に出場していましたが、今年度は全校生徒が7人と少ないため参加せず、その代わりとして、校内マラソン大会を実施することになりました。健やかな体づくりと、互いに協力する心や思いやりの心、自信をつけ自発的に取り組む力を養うことを目的に、生徒たちは2週間前から練習に励んできました。
本番当日は暖かな好天に恵まれましたが、残念ながら風邪やけがで参加できなかった生徒もいて、5人だけのスタートとなりました。コースは、円満地公園オートキャンプ場から熊瀬川区の往復、距離は2、3年生男子が3キロ、1年生と女子が2キロ。皆、練習の成果を発揮し、無事に完走しました。3キロコースの1位は吉田大河君（12分00秒）、2キロの1位は安江貞人君（8分44秒）。
表彰式では、生徒全員に賞が授与されました。けがで走れなかった生徒にも、大きな声で応援し走者全員を完走に導いたとして感謝状が贈られ、驚いた様子で受け取っていました。
最後に先生、生徒、保護者全員で豚汁を食べて閉会。1月に山村留学で同校に転校してきた安江君は「練習はしんどかったけど、楽しかった」と感想を述べました。
（執筆：ヨーヘー）
生徒全員に賞が贈られました
