色川小学校の学習発表会

暖かな日差しに春の気配が感じられた2月16日、町立色川小学校(大江清博校長)で学習発表会が行われました。風邪やインフルエンザにより、児童全員がそろって練習する時間は少なかったですが、本番では、互いに助け合いながら一生懸命に発表する姿が見られました。
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1・2年生は、紙人形劇や歌、ハーモニカ・木琴を使った合奏を発表し、3・4年生は英語での自己紹介や童話「かさじぞう」の朗読を発表。5・6年生はリコーダーの合奏のほか、昨年取り組んだ米作りの過程を紙芝居「色小稲作体験記」としてまとめ、感想を交えながら発表しました。また、今回が最後の発表会となる6年生が中心となって制作した映画「The Devil Plant Returns」が上映され、会場を沸かせました。

さらに、全校児童により、手話を合わせた合唱や合奏が発表され、「♪ふるさと色川、たからもの?」と子どもたちの力強い歌声に、集まった住民から大きな拍手が送られました。

そのほかにも、大野保育所の園児によるダンスや劇「かぐやひめ」、公民館成人学級のソーラン節、色川合唱クラブの合唱などの発表があり、子どもから大人まで、日ごろの練習の成果を披露する発表会となりました。

住民からは「小さいころから見ている子がたくましく成長していくのが楽しみ」「毎年保育所の発表を見て元気をもらっている」といった感想が聞かれました。お年寄りも、うれしそうに子どもたちの発表を見守っていて、街中で育ち「地域の中の子ども」と実感することがなかった記者は、色川で育つ子どもたちがとてもうらやましく感じられました。
(執筆:ざっきー)

「ぼくたちの歌」を手話で披露する児童たち

大野保育所の園児たちによるダンス「ハイホー」