南平野から新入生が色川小学校へ

4月8日、色川小学校で入学式が行われ、南平野区から2人の新入生が入学した。これから毎日、南平野の久野秀明さんが運転するスクールカーに乗って登校する。

実は、南平野の校区は、平成5年に妙法小学校が休校になって以来、当時の事情に合わせて市野々小学校になっていた。

しかし2年ほど前、南平野・小阪の区長の連名で、色川小学校に校区を変更するよう教育委員会に要望を提出。今回の新入生の入学に合わせて変更に至った。

校区の変更の働きかけを行ってきた南平野区長の浦勝良さんは次のように話している。

「人口が減少していく中、行事に参加する者が少なくなったり、止めてしまうことが出てきている。色川の伝統の継承や色川を元気にしていくためには、地域全体に目を向け、みんなで関係を築いていくことが大切と感じる。

教育についても、地域の熱い思いで新しい校舎が建設され、子どもたちが豊かな自然と地域の人たちの温かい眼差しの中でのびのびと成長してほしい。

これが、色川がひとつになり、地域全体が活性化につながっていくと思う」