色川産品を使った新スイーツ

熊野古道大門坂の入口にほど近い「御菓子処那智ねぼけ堂」。広い店内には、看板商品「手造り黒飴」や黒飴を使ったお菓子のほか、熊野のさまざまな土産物が並んでいます。–pagebreak–

中でも一際目立つのが、入口付近の一角に置かれた新商品「黒飴クッキー」です。種類は、「黒糖」「色川緑茶」「色川焙じ茶」の3種類。色川緑茶と色川焙じ茶には、無農薬にこだわる「両谷園」(外山哲也代表)の色川茶が用いられています。

ほかにも、色川産品を使ったお菓子には「大門坂 色川茶」や「黒飴ろーるけーき」があります。昨年5月に発売された「大門坂 色川茶」は、炭酸せんべいにお茶のクリームを挟んだ焼き菓子。昨年12月発売の「黒飴ろーるけーき」は、ねぼけ堂秘伝の黒飴焦がし蜜と、色川でのびのびと育てられた平飼い鶏の卵、国産の小麦粉を使って、しっとり柔らかく焼き上げられています。

代表の上原善夫さんは、「那智山に来て買って帰っていただくお土産なので、この地域で材料を揃え、材料も良いものを厳選している。外に誇れるお土産作りを心がけている」と話しています。

嘉永元年(1849年)創業以来、伝統の匠の技とおもてなしの心を受け継ぎ、今も変わらずこだわりのお菓子作りを模索するねぼけ堂。その新商品・黒飴クッキーは、「黒飴×色川茶コラボ第1弾」とのこと。第2弾の登場が楽しみです。

色川産品を使ったねぼけ堂のお菓子