ブルーベリー摘み取り園オープン

南平野区の「みなみ野フィールズ不動坂」で、ブルーベリー摘み取り園が15日にオープンしました。–pagebreak–

当日は、那智勝浦町立色川小学校(丸谷昌良校長)の児童13人が訪れ、ブルーベリーの摘み取りとジャム作り体験を行いました。

摘み取り園では、120?の広さに230本のブルーベリーの木が植えられており、現在はその内の80本が摘み取りできるます「ラビットアイ」という品種が主で、1本の木から4~5キロの実が採れます。

参加した児童たちは、大きな実を探しながら、その場で「甘いねぇ!」と頬張りながらカゴいっぱいに摘み取り、この日は合わせて約4キロを収穫しました。

その後は、摘み取り園の隣に新設された加工場に移り、摘み取ったブルーベリーでジャム作りを体験。慣れない手つきながらも、みんな真剣な表情で取り組み、おいしそうなジャムが完成しました。ジャムはビン詰めにされ、お土産として持ち帰りました。

子どもたちは「摘むのが楽しかった」「いっぱい採れてうれしかった」と感想を述べ、強い日差しの下での摘み取りでしたが、みんなとても良い経験になったようです。

浦勝良さん・すみ子さんご夫婦営む「みなみ野フィールズ不動坂」は、四季折々の自然体験ができる農家民泊施設。囲炉裏や薪ストーブを備え、テラスからは山々と熊野灘を望む180度のパノラマが楽しめる。夏場はテラスでのバーベキューもおすすめです。

ブルーベリー摘み取り園は予約制で、料金は入園料200円(1時間食べ放題)、摘み取り200グラムパック500円となっている。予約は090−7485−5619まで。

色川では7~8月がブルーベリーの摘み取りシーズン。「ブルーベリーカントリー平岡」(口色川410、電話0735-56-0345)でも摘み取り、ジャム作り体験を行っている。
(執筆:しゅん)

ブルーベリーを摘み取る子どもたち

摘み取ったブルーベリーでジャム作り