棚田の稲刈りにボランティアが協力

棚田を守ろう会(原和男代表)の米作り体験農場で稲刈りが9月25日に行われました。–pagebreak–

今年で6回目となる棚田の稲刈り。当初は稲刈り体験イベントの予定でしたが、台風12号災害の復旧作業などでイベントの準備が難しいとの判断から、稲刈りボランティアを募っての稲刈りに変更し、手弁当で稲刈りに協力してくれる人たちを募集しました。

当日はボランティア21人(子ども6人)、スタッフ10数人の総勢30数人での稲刈りとなりました。

また、23、24日には、都市と農山村を結び森林・農業ボランティア活動を行う「NPO法人JUON NETWORK」の協力のもと、7人のボランティアが獣害対策の囲いの補修や土砂の片付け、草刈り、稲刈りの準備を手伝いました。

棚田自体は台風の大きな被害を受けませんでしたが、それでも石垣が崩れたり、作業道が流されたりと復旧しなければならない箇所はたくさんあります。また、できのほうはというとお世辞にも豊作とはいえませんが、今年は収穫を迎えられただけでもありがたいという感じです。

当日は約70枚の田の稲刈りが終わり、残りの田も翌日スタッフが刈り取り、稲刈りは無事に終了。天気が続けば10月4日には脱穀され、その後、賛助会員に新米が送られます。
(執筆:創)

ボランティアとスタッフにより行われた稲刈り