地域を守るわがらの消防団

「カン、カン、カン、カン、カン、カン」
「こちらは、那智勝浦町消防団第6分団です。ただ今、年末警戒実施中です。戸締まり、火の元には十分注意してください」–pagebreak–

那智勝浦町内の消防団8個分団による恒例の年末特別警戒が昨年12月29日から実施され、色川地区でも30日に第6分団(松木繁明分団長)がパトロールを行った。

当日は午後8時に団員15人が屯所に集合。地域の安全を守り、無事新年を迎えるため、深夜2時までに計4回、各区を巡回して警戒に当たった。

第6分団の現在の団員数は31人で、内女性が3人。また、地元住民の高齢化が進む中、団員の3分の2以上が移住者で、地域の安全・防災の担い手として頑張っている。

山間地域である色川地区は消防本部から遠く、団員は「自分たちの地域は自分たちの力で守る」姿勢が強く求められていることを意識し、家族のため、地域のため、日々精進している。(ヨーヘー)