色川寄り合い所で新宮へお出かけ

「まいどおおきによ」
「久しぶりやの」

5月25日午前10時、円満地公園に大野や小阪から10数人のお年寄りが集まってきた。–pagebreak–毎月第4金曜日は色川の小規模デイサービス「色川寄り合い所」の日。

「色川寄り合い所」は、「共助」の精神で高齢者福祉の地域内自給を目指す「色川ゲタバキの会」(城房子会長)が昨年3月に始めた活動だ。色川から町のデイサービスセンターまで1時間ほどかかるため、色川地域内でデイサービスを開き、高齢者の閉じこもりを予防しようと、月に1度、お花見やお焼き作りをしたり行楽に出かけるなどのレクリエーションを行っている。

今回は、めったに行くことのない新宮市で、外食とお買い物を楽しむ企画。円満地公園で、血圧・体温のバイタルチェックを行った後、スタッフあわせて16人が3台の車に分乗して出発。

まずは、回転寿司屋さんで昼食だ。「前にゲタバキの会で初めて回転寿司へ連れて行ってもらって今回で2回目」というおばあちゃんも。次々と流れてくるお寿司を見ながら、思い思いに食べたいものを手に取っていく。アボガド入りなど珍しいお寿司に挑戦するのも楽しみの一つだ。

のんびり食事をして満腹になったら、お次はショッピング。佐野のナカミチでそれぞれ必要な衣料品を買い求め、その後、スーパーセンターオークワへ。生鮮食品などを買って、フードコートでソフトクリームを食べながら休憩し、色川へ帰ってきた。

普段、色川からなかなか出る機会のないお年寄りにとってはよい気晴らしになったようだ。(たき)

回転寿司でランチ