新規定住者の声

移住された方の声を紹介します

山田さん一家

yamada

以前住んでいた場所:神奈川県

色川定住:2013年 4月

私が色川を選んだ理由

自然の素晴らしさと人々とのフィーリング

色川の生活について(現実の生活)

4月に籠ふるさと塾に入った。1年かけて家を探すつもりでいたが運良く大野の町営住宅へ5月に引っ越しすることができた。これはかなり好運だったようで、すぐに住める家はなかなか少ないそうだ。ご厚意でたくさんの先輩方の畑で研修させてもらっている。地区の草刈りやお宮の掃除など共同作業も多い。

色川での子育てについて

長男は来春から保育所に預かってもらう予定。同じ学年は4人で、1つ上の学年に2人、1つ下に4人いる。移住者の子どもが多い。皆家族ぐるみの付き合いで子ども達もワイワイ楽しそうだ。近所の方々にもとても可愛がっていただいており、安心している。

色川の農業について

山間地なので土地が少ない。鳥獣害もあり特に猿の被害は深刻。鹿やイノシシの対策に電柵を設置しなければならない畑が多い。。借りている畑で採れたものを、色川の販売ルートにのせてもらったり、町のスーパーへ自分で出荷をしたりしている。これから作付けを増やしていき、独自の販売先も開拓していきたい。行く行くは自家用米も作りたい。

矢作さん一家

yahagi

以前住んでいた場所:神奈川県横浜市

色川定住:2013年3月

2013年3月、生まれ育った東京から色川へ引っ越してきました。最初の3ヶ月は「籠ふるさと塾」に滞在し、住む家を探しながら田んぼや畑、茶畑などの手伝いをしたり、本業である農機具の修理を勉強させてもらったり、という毎日でした。
6月からは縁あって小阪区の古民家に住まわせていただき、小さいながらも畑をやりながら、田んぼや草刈り、農機具の修理、ご近所つきあいなど忙しく過ごしています。
色川を選んだ理由は、受け入れ態勢が整っていたことです。例えば、移住する前、4泊5日の定住訪問を行いました。これは5日間の滞在中、移住者や地元住民を含め15軒の家族と個別に会って話をするのですが、とても有意義な時間でした。
当初、私たちはバイクのツーリングキャンプをしたいと思っていたのですが、縁もゆかりもない場所で土地を探すのは大変な上、資金も十分ではありませんでした。その後、皆さんから色々な話を伺ううち、農機具の修理・レンタル業を思い立ち、移住する決意ができました。
移住者を受け入れている過疎化した村は沢山ありますが、その村によって特色が異なります。たとえば、広大な土地での農業を推進したり、観光地めざして民宿やアート、飲食店を歓迎したり様々です。
色川では無農薬・有機栽培による農業の歴史があるので、そういった農業を目指して移住する方もいますし、海水から塩を作ったり、使われない材木で木工品を作ったり、私たちを含めて独自に起業する方も多いです。
金銭的なバックアップはありませんが、反面、需要があればどんな仕事でも可能です。移住後も仲間が集まれば、あれもしたい、これもしようと夢が広がります。私たちも農機具修理のほか、今秋からは小麦を育てて地元の特産品を使ったお菓子作りを始める予定ですし、来年の春は棚田で田んぼアートにもチャレンジします。バイクのツーリングキャンプも、いずれはやりたいと考えています。
夢は1つではありません。アイデア次第で、いくらでも膨らんでいくのです。