医療体制は整っていない
色川にはIターンの医者による色川診療所が週1回半日開院していますが、救急や専門医は40分程度かかる町の病院へ行くことになります。最近は救急の場合、ドクターヘリが飛ぶようになりました。しかし、近隣市町の病院も医師不足で悩んでいます。
交通が不便
公共交通は1日3便のバスのみです。近隣市町までは乗用車で山道をくだり40分ほどかかります。自家用車がないと日常の生活が非常に不便です。またガソリンスタンドが地区内にないため、車を維持する費用がかさみます。
水道が不便
ガス、電気などはそれほど不便はないのですが、都会のような水道はないので川から水を引いています。大雨のときは泥水になるほか、パイプが破損して断水することがあります。共同で管理しているところ以外は、大水が収まってから取水口まで自分で補修しに行くことになります。
ご近所付き合いはかかせない
村で生活するには都会のようにご近所との付き合いのない生活はできません。日頃からご近所とは良好なお付き合いをするとともに、地域の行事等には積極的に参加してください。郷に入れば郷に従えと言うように、まずは地域に溶け込むのが成功の秘訣です。
農業はご高齢者には厳しいです
色川地域は棚田で機械の使用が難しく、体力的にも厳しいものがあります。他に生活の糧を得るにも色川地区はもとより近隣市町も希望する職種での雇用は少ないようです。若者であっても、虫、草刈り、大雨など農業を生業にすることは容易くはないようです。
そんな色川で楽しい苦労して見ませんか?
不便、厳しい、大変、そんな色川ですが。実際に移住し暮らしている人たちは、大いに田舎暮らしを愉しんでいます。多少「覚悟」は必要かも知れませんが、そんな田舎暮らしがあってもいのではないでしょうか。