動物供養祭に 地域住民が参加

供養祭

獣害対策などで駆除されたシカやイノシシなどの獣を供養する動物供養祭が、9月25日に円満地公園近くの解体小屋前で行われた。主催は色川鳥獣害対策協議会(新宅伸一会長)。東明寺(太地町)住職によって執り行われ、25人の住民が参列した。

新しく建立された供養塔の前で住職が般若心経を唱える中、参列者が線香を供えた。最後に住職から「供養をしようという優しい気持ちを持つことが大事」と説法を受けた。

参列者の獣との関わり方は仕事・趣味・生活の一部などさまざまだが、改めて獣との関わり方を考えるよい機会になったのではないかと思う。新宅会長は「たくさんの方に来ていただき供養祭を無事に行えたことにほっとしている。来られなかった方はいつでも手を合わせに来てください。来年以降も継続して実施していきたい。場所を提供していただいた塩﨑勇さんに感謝したい」と話した。