両谷庵で施餓鬼 熊瀬川区
8月12日、ご先祖様に見守られた晴天の下、熊瀬川区両谷庵で施餓鬼が行われた。 今年も色川各区で行われた施餓鬼。先祖供養とともに、飢えや喉の渇きに苦しむ餓鬼に食べ物などの施しを与える仏教行事だ。「三界萬霊」、あらゆるす…
8月12日、ご先祖様に見守られた晴天の下、熊瀬川区両谷庵で施餓鬼が行われた。 今年も色川各区で行われた施餓鬼。先祖供養とともに、飢えや喉の渇きに苦しむ餓鬼に食べ物などの施しを与える仏教行事だ。「三界萬霊」、あらゆるす…
例年8月14日に行われている色川盆踊り大会。今年は5年ぶりの開催に向け、色川盆踊り保存会からバトンを託された色川青年会が、踊りや音頭の練習を重ね、出店の段取りをしていた。しかし、まさかの台風直撃を受け、14日、予備日の…
近づく令和5年の盆、令和初の色川盆踊り大会が、実に5年ぶりの開催を控えている。最後に大会が開催されたのは、平成最後の夏。翌年の令和元年は台風で中止。その後、新型コロナウイルスの感染防止対策による中止が3年続いた。コロナ…
忙しい田植えが落ち着いてきた6月10日、小阪区の南泉寺で斎講(ときこう)が行われた。小阪の斎講は毎年6月10日に行われ、水の神様である「八大竜王」を杉の皮に記したもの、「風雨順調」「五穀成就」を記した紙を甘竹に挿したもの…
昨年度、色川住みよい村づくり協議会(新宅伸一代表)が採択された総務省の過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業。様々の事業が行われたが、その一つとして、小字(同記事参照)看板、及び色川の史跡や名勝等の案内板が制作された…
3月に入るころ、色川を囲む山々を見渡すと、桜がちらほら咲き始め、一足早い春の訪れを感じさせる。ヤマザクラだろうか?いや、もしかしたら、「クマノザクラ」かもしれない…。 ご存じの方も多いかと思うが、クマノザクラは紀伊半…
各家を周り、軒先で、竹の先端にわら束をくくりつけて太くしたものを地面につきながら、亥の子唄を唄う。内容は、とにかくめでたいもの。その家が繁盛するように、いいことがあるように、前向きな願いが込められた祝いの唄でその家や住む…
10月4日、口色川区の杉本神社境内にある大きなケヤキの木が伐採された。この木は樹齢350年以上のもので、同区の宝泰寺の山門等とともに、昭和60年に町指定文化財に指定されていた。 しかし、老齢のため5、6年前から枝が落ちる…
暦の上では秋とはいえ、暑さが続く8月。田垣内区籠に、人々の目を涼ませる景色がある。菊地清子さんが育てる朝顔だ。 通り沿いの畑から妙法山を見晴らす自宅前まで、澄んだ青色の花が次々と開いていく。この色が好きで、ずっとこれだ…
4月末になると、色川のあちこちでみながお茶の仕事にとりかかり始める。どなたか取材させてもらえないかと、小阪をうろうろしていると、峯鈴子さんと松葉貞代さんが、お茶の作業の相談をしていた。 峯さんは現在、和歌山市在住だが、…