「はぁーやれこーりゃせ」5年ぶりとなる囃子が色川に響く

 例年8月14日に行われている色川盆踊り大会。今年は5年ぶりの開催に向け、色川盆踊り保存会からバトンを託された色川青年会が、踊りや音頭の練習を重ね、出店の段取りをしていた。しかし、まさかの台風直撃を受け、14日、予備日の15日をさらに延期して18日に開催された。

 再延期した18日も雨模様で、準備でびしょ濡れになってしまったが、夕方にはバッチリ雨もあがり最高の盆踊り日和となり、コロナ禍や台風を乗り越えての開催を決めた東条青年会長の〝自称晴れ男〟っぷりがやっと発揮された。

 日が傾き、集まる踊り手さん達の多くが、揃いの浴衣を着ている。白地に青、そして金と黒の帯。その浴衣は色川歴20年の僕のイメージだと、地元のおばあちゃん達、〝盆踊りマスタークラス〟の称号で、若僧が着るには畏れ多い印象があるなか、せっかく沢山あるのだから、みんなで着ることで、場を盛り上げようと、着付けから勉強し、踊りに華を添えた。

 唄い手も若返りし、盆踊り保存会の松村さん後呂さんと共に、踊りの中心でマイクを握る姿に頼もしさを覚える。

 賑やかしの出店には定番の焼きそばや生ビールのほか、備長炭で焼いた焼き鳥、そして、子供達が運営する、ジュースやかき氷。踊れなくても、唄えなくても関わりかたはたくさんあって、参加することで、地元・移住者・帰省者、そしてご先祖達と繋がる無くしてはいけない行事だと再確認した。