運動会に向けて練習に励む子どもたち

色川各地区ではほとんどの田んぼで稲刈りが終わり、一息つき始めています。そんな中、来たる9月18日に開催される、大野保育所、色川小学校、中学校による合同運動会に向けて準備が進んでいます。今回で63回目、生徒はもちろん保護者、地域の住民もさまざまな種目に参加できる地域密着型の運動会です。
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目玉は同小学校の「みかぐら」、中学校の「YOSAKOIソーラン」です。中学校も以前はみかぐらを踊っていましたが、10年前に創作ダンスに切り替えた後、「南中ソーラン節」と「YOSAKOIソーラン」を披露し始めました。

現在、中学校の生徒数は6人で、少し寂しいですが、皆、汗を流して一生懸命に練習に励んでいます。また、それぞれ各種目の代表になって指示を出したり、道具作りなどの準備をしたりと大変ですが、運動会を楽しみに、責任を持っててきぱきと行動してくれて、先生たちも助かっているようです。2年生の大石峻也君は「人数は少ないけど、みんなと協力し合っていい運動会にしたい。ソーランでは人一倍大きな声を出して精一杯頑張ります」と意気込みを見せています。

色川小学校で始めて20年近く経つというみかぐらは、今年は全校生徒17人で披露してくれます。初めて踊る1年生の山口涼華ちゃんは「踊りの中の『決め』など難しいところもあるけど、とても楽しいです」とのこと。

年々、住民の参加者も少なくなっていますが、子どもたちの活気溢れる踊りや競技がそんなことも吹き飛ばしてくれるでしょう。また、中学3年生は今年が色川で最後の運動会、悔いのない、よい思い出になることを願っています。
(執筆:ヨーヘー)

YOSAKOIソーランを練習する6人の生徒たち

小学生たちのみかぐらの練習風景