生徒6人の学習発表会

町立色川中学校(畑尻正大校長)の学習発表会が12月17日に開かれ、生徒6人が日ごろの学習成果を発表しました。
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1年生の溝口真然君の司会で幕が開けた発表会は、生徒会長・大石峻也君のあいさつの後、2年生の大石君と吉田大河君が、夏休みの職業体験学習について報告。それぞれ、円満地公園オートキャンプ場、熊野黒潮本舗で仕事を体験し、「大変ではあるが働くからこそ生きていける」と振り返りました。

続いて3年生の吉村知華さんと田村大樹君は、「マグロを通して地域を知る」というテーマで実施したフィールドワークについて報告し、「今後も世界一の勝浦マグロのために海の資源を大切にしていきたい」と発表を締めくくりました。

また、生徒たち自身が英語の台本おこしから準備し、全員で練習を重ねてきた英語劇「四匹のこぶた」では、1年生の菊地海来さんのナレーション、そして完璧に覚えた英語のせりふとコミカルな身のこなしの熱演が、会場の雰囲気を一気ににぎやかに盛り上げました。その後、全学年によるリコーダー演奏と合唱が続き、最後は公民館色川合唱教室の美しい歌声で、発表会の幕が下りました。

保護者や色川小学校児童、住民らが参観し、会場はほぼ満席でした。「学校の勉強の中に、地元のことを考え、体験する時間がとられているのはすばらしいこと」と、堂々とした中学生たちの姿は、地域の住民の目にも頼もしく映ったようです。
(執筆:ざっきー)

全校生徒による英語劇「四匹のこぶた」