色川小学校 5人の卒業式

那智勝浦町立色川小学校(大江清博校長)の卒業式が3月23日に行われました。今年度の卒業生は5人。保護者と多くの地域住民に見守られながら、卒業証書を受け取りました。–pagebreak–

大江校長は、5人が最上級生としてみんなをしっかりリードしていたこと、また、地域と学校が連携しさまざまな体験学習を通して子どもたちの成長を支える「地域共育コミュニティ」に触れ、「卒業生たちは改めてふるさとを見つめ直し、机の上では学ぶことができない学習ができた。地域の中の一員としての自覚や、ふるさとを愛する心が育まれた」と5人の成長を振り返りました。

在校生からの贈る言葉では、1~5年生10人がそれぞれ、卒業生一人一人に、さまざまな思い出とともに遊んでくれたり親切にしてくれたことへのお礼、中学校生活に向けての激励の言葉を贈りました。

卒業生たちは「この色川小学校での生活は、みんなで協力して楽しく過ごすことができました。さまざまな体験をすることで、気持ちが大きくなり、心が広くなりました」と6年間の学校生活を振り返り、家族や先生、地域の方々への感謝の言葉を伝えました。

最後に、在校生と卒業生が一緒に「きみに会えて」を歌い、出席者全員で「ほたるのひかり」を歌って、5人の門出を祝いました。
(執筆:たき)

卒業証書の授与

感謝の気持ちを伝える卒業生