色川中学校で梅採り

例年より早く梅雨入りした色川で6月9日、那智勝浦町立色川中学校(汐崎利勝校長)の生徒たちが、毎年恒例の梅採りを行いました。–pagebreak–

同校には、敷地内に13本の梅の木があります。生徒たちは最初、手が届く高さの梅を収穫していましたが、ほとんど採ってしまうと、皆、木に登り始めました。まるで猿のように、上手に木の上で楽しく収穫した様子。しかし、収穫を終えて重さを量ってみると、41.3キロ。なんと、この数字は過去最低とのこと。皆、頑張って収穫したのにとても残念です。

翌10日、収穫した梅の30キロを梅干しに加工しました。同校元用務員の古田眞子さんの指導のもと、一晩置いた梅を干した後に、梅と塩を交互に入れ、最後は果実酒をかけて、重石を載せて終了。残りの梅は、梅エキスに加工するほか、お隣の色川小学校に配りました。

梅雨明けに漬けた梅を干す土用干しが楽しみです。
(執筆:ヨーヘー)

梅を収穫する生徒たち