色川小学校・中学校、大野保育所の合同運動会が、11月12日に色川中学校グラウンドで開催されました。–pagebreak–
児童・生徒数は小中学校で26人、保育所を合わせても40人程度。運動会といえば、一般的には児童・生徒が練習の成果を父兄に発表する場として開催され、主役はあくまで子どもたちで、家族の出番はあるとしてもほんの少し。ところが、色川の運動会は一味違います。
子どもたちとその家族のみならず、地域の住民も大勢参加するのです。まさに、地域をあげての大イベント。さらに今年は、台風12号災害の復旧ボランティアの方々も参加し、大いに盛り上げてくれました。
行われる競技の種目も、一般的な走ったり投げたりするもの以外に、小さな子どもも楽しめるもの、お年寄りも楽しめるものなどを取り入れています。中でも、リレー形式で時間内にどれだけ長い縄をなうことができるかを競う種目では、お年寄りの「技」が光っていました。
最大の山場、ほぼ全員が参加して行われた「男女対抗綱引き」はまさに真剣勝負。今年は双方一勝一敗の引き分け。そして、最後の種目「走れる人はみんな走る」という全員参加のチーム対抗リレーで盛り上がりは頂点に。参加者が応援旗を持って走る一幕も。
地域のみんなで作り上げ、みんなで盛り上がり、非常に和やかな雰囲気の運動会でした。
（執筆：えい）
保育所のダンス「ひょっこりひょうたん島」
小中全員での「三角綱引き」
お年寄りの技が光る「縄ない競争」
全員で踊る「色川盆踊り」
小学生による「みかぐら」
