棚田でしめ縄作り体験

棚田を守ろう会(原和男代表)主催のしめ縄作り体験が、11月27日に小阪区の米づくり体験農場で行われた。–pagebreak–
 

この体験は棚田でとれた稲わらを使って正月用のしめ縄を作ろうというもので、希望者にはわらそうりの作り方も教えてくれる。講師として地元小阪の苅屋強光さん、中西久栄さんを中心にそれぞれしめ縄作り、わらぞうり作りが行われた。
 

一般参加者は10人、遠くは関東から参加してくれた方も。参加者は皆、慣れない手つきながらも、それぞれしめ縄やわらぞうりを熱心に習っていた。縄をなうのも初めてという参加者は「自分の不器用さに改めて気づいた」と苦労しながらも講師の手助けを受けて作品を完成させていた。

「最初の縄をなうところからすでに難しい」「一回やっただけではなかなか覚えられない」といった感想が多かったが、だたのわらが自分の手でしめ縄やぞうりになっていくのが非常に楽しかったようだ。出来栄えは人それぞれだが、自分が作ったということで全員が作品には満足したようであった。来年の正月にはこのしめ縄が各家庭の玄関を飾ってくれることだろう。(創)

完成した作品を持って記念撮影