2月28日に第2回色川大文化祭を開催!

色川地区の住民による「色川大文化祭」が、2月28日(日)午前9時から15時まで、籠ふるさと塾(那智勝浦町田垣内2095)で開催されました。

今回で第2回目となる色川大文化祭は、色川の住民有志による「色川山里文化クラブ」(白水節二代表)が企画したものです。

同クラブは、色川の暮らしに花を添えるべく、老若男女みんなが楽しめる催しを企画。色川大文化祭のほか、ミニコンサートや落語会、クリスマス会などを開催しています。同じ趣旨で活動する勝浦の「よみがえれ!脇仲倶楽部」とも情報交換し地域に元気を取り戻したいと願っています。

フルート、アコーディオン、クラリネットのちんどんトリオの客寄せ演奏で幕を開けた文化祭。今回のプログラムは、大野保育所の園児たちによるダンス、公民館おどり教室の「花吹雪」、劇「平成桃太郎」、江戸芸かっぽれ、公民館合唱教室の発表、大喜利、のど自慢、ゴムバンド、ハイチドラム、色川バンドの演奏と盛りだくさん。

山里文化クラブメンバーによる劇「平成桃太郎」は、都会の鬼に連れ去られた色川村の若者を、桃太郎ならぬ「梅ばばあ」がお供を連れて助けに行くというストーリー。大喜利は、同クラブの男性メンバーが、「笑点」さながらに、色川の話題で「なぞかけ」や「あいうえお作文」に挑戦しました。コミカルな演技や、ユーモアあふれる大喜利に、満席の会場が爆笑の渦に巻き込まれました。

ちんどんトリオ

客寄せ演奏をするちんどんトリオ

劇

劇「平成桃太郎」

江戸芸かっぽれ

江戸芸かっぽれ

公民館合唱教室

公民館合唱教室

「笑点」さながらの大喜利

「笑点」さながらの大喜利

ゴムバンド

ゴムバンド

ハイチドラム

ハイチドラム

色川バンド

色川バンド

また、会場には、手工芸品、絵画、写真、生け花、盆栽など、住民のさまざまな作品が展示され、来場者の目を楽しませました。

作品の展示

作品の展示

昼休憩には、同クラブメンバーがおまぜ、赤飯、カレーライス、おでんを販売、瞬く間に売り切れました。午後は、コーヒー、紅茶、甘酒、ドーナツ、お焼きも販売しました。

同クラブは、1月に文化祭の準備を開始。2月に入り約1カ月をかけて劇と大喜利の練習を重ねてきました。メンバーは、老若混ざって練習日の調整や台詞が覚えられないなど、四苦八苦しながらも「色川に暮らすみんなが楽しみ、色川を内側から元気にする文化祭にしたい」と準備に奔走。文化祭が無事に、盛況に幕を閉じ、安堵の笑顔で慰労し合いました。