棚田の草取り体験に60人が参加

棚田の草取りイベント

小阪区の棚田で活動をしている「棚田を守ろう会」(松木繁明会長)による草取り体験イベントが6月21日に開催された。この時期はいつも梅雨空で雨が心配されるが、終始好天に恵まれた。

同会は年4回の体験イベントを行っていて、草取り体験はその一つだ。お米を栽培する上でとても重要な作業であり、体験に来る人たちにお米ができるまでの流れを知ってもらいたいと、当初から行っているのだが、少し地味な作業のせいかあまり人気がなく、毎年参加人数が少ない・・・。

だが今年は違った!一般の参加者や、毎回体験イベントに参加するNPO法人JUON(樹恩)ネットワークのメンバーに加え、和歌山県主催の移住希望者を募った現地田舎体験ツアーの人たちも参加。スタッフも含めて約60人も集まった。これだけ大人数だと作業もはかどり、午前中でほぼ終わってしまった。

そして、皆が待ちに待った昼ごはんの時間。鹿肉コロッケやまぜごはん、豚汁など、色川の食材をふんだんに使った料理が振る舞われた。また、急きょ企画された流しそうめんも子どもたちから大好評だった。

午後は少しだけ作業をし、記念撮影をして無事イベントは終了。参加者はおやつの手作りアイスクリームを食べ、満足げな顔で棚田を後にした。

当日の様子をもっと知りたいという方は、動画担当の峯茂喜さんがユーチューブに投稿しているので、ぜひご覧あれ。

棚田の草取りイベント