ジオパークになった坊主岩を目指して

坊主岩

南紀熊野ジオパーク。それはジオ(地球)に関わるさまざまな自然遺産のことで、その地域の大地のなりたちを知るだけでなく、歴史・文化・動植物・食などを通じて、大地と人の暮らしの関わりを実感して楽しむところだ。その中には坂足区にも認定された場所がある。それは坊主岩(帽子岩)だ。皆さんも一度は耳にしたことがあるだろう。だが実際に見たという人は少ないかもしれない。

そこで1月20日、後呂光さんのガイドの元、坊主岩を目指すことになった。午前9時、籠ふるさと塾に12人が集まったが・・・前日からの雪の影響で路面が凍結し、危険なため山に登ることは中止となってしまった。

とりあえず、坊主岩の全貌だけでも見ようと、車で雪道を恐る恐る10分ほど走った。そこから見えた帽子岩は堂々とそびえ立ち、右隣には大きい宝岩と呼ばれる岩も見えた。雪のおかげで雪化粧した岩が見られたが、後呂さんによるとめったに見られないそうだ。あいにくきれいに写真を撮ることができず、皆さんにこの幻想的な風景を見せることができず残念だ。

今回は坊主岩を眺めただけだったが、また次回、雪が降っていない日に岩まで歩くことになった。日程は2月頃に予定している。このチャンスをお見逃しなく!!