目標300足!青年会のわらぞうり作り

わらぞうり作り

5月9日、円満地公園に色川屈指の美女たちが集まり、わらぞうり講習会が開かれた。

7月14日に行われる「那智の扇祭り」でたいまつ持ちや扇持ちの足元を彩るわらぞうりの作り手が少なくなってきているのは、数年前から耳にしていたが、自分で作れるわけはなく、何もできないでいた…。

ところが、4月の色川青年会の総会の場で「わらぞうりの作り手を育成しよう!」という声があがり、数名に声を掛けたところ、興味がありそうな美しい女性がけっこういたので、地元の方々にも先生役として集まっていただき、1回目の講習会が行われた。

午前9時に始まった講習は、昼休憩をはさみ午後3時まで行われ、初めての人はまだ慣れない手つきながらもなんとか一人一足を作ることができた。やはり今まで作ってきた地元の方々のわらぞうりは、早さもできばえも桁違い。「ちゃんと商品になるかな?」と心配する声もあがっていたが、みんなひとつひとつ丁寧に作り上げていた。

ただの体験会ならこれで満足だろう。だが、今回目指すのは6月中に少なくとも150足。できれば300足という大量の注文である…。

早速、翌日には第2回の講習会が行われ、随時、先生たちに教えてもらう講習会を各地で開きながら、300足へのスタートがきられた!がんばれ、ベッピンさんたち!