「やってくれてよかったよ」山里文化クラブ大展示会

展示の様子

色川大文化祭が中止になって2年目。今年こそは!と意気込んでいた山里文化クラブ(千葉智史座長)だったが、年明けから新宮管内での新型コロナウイルス感染者が増え、断念せざるを得ない状況に。なんとか次年度につなぎたいという思いで、今年も大展示会として開催を決めた。

 展示品、映像作品を募集し、3月の3連休を利用した3日間、円満地公園管理棟と色川よろず屋・らくだ舎裏倉庫を会場に、数は決して多くはないものの、意欲的な作品が並び、延べ100名以上が作品を楽しんだ。

 最終日は色川小中学校の協力のもと、学習発表会や防災講演会時の中学生の発表の動画を上映。当日見ることができなかった方々が観覧できたことも、とても良い機会になった。(DVDは貸し出し可能なので、ご希望の方がいれば千葉までお知らせください)

 長く続くコロナの影響で挫けそうになり、「中止で良いか」と流れてしまいかねない空気感のなか、なんとかできる形を模索し、実行できたことで、「今年も展示品を見れてよかったよ」「作品を見てもらえて嬉しい」と言った声を聞くことができた。小さいながらも文化的な活動を絶やさずに、なんとか開催の形を模索していきたい。

 最後に、設営含め色々と動いてくれたメンバーの皆様、忙しいなか映像や展示品を出展くださった方、足を運んでくださった皆々様、ありがとうございました。