冬晴れの中開催 福祉健康祭り

福祉健康祭り

12月8日、「福祉健康祭り」が那智勝浦町福祉健康センターで開催された。これは町社会福祉協議会が主催のイベント。当日は朝早くから町内の福祉委員が集まり、会場を設営したり、模擬店でふるまうやきそばやおでんなどを作っていた。

昨年までは模擬店の食べ物は無料であったが、今年は抽選券付きの300円チケットを買う仕組みに。これは西日本豪雨災害義援金募金として使われるそうだ。

色川からは8人の福祉委員が参加。色川の福祉委員は全37人で、毎月、福祉弁当を作って宅配する活動などを行っている。

色川は毎年、ぜんざいの模擬店を担当しており、福祉委員はぜんざいを作り、祭りが始まってからは、その場で焼いた餅をぜんざいに入れてふるまった。皆、「おいしい!」と言って食べ、祭りが終わる前に完売となった。

 当日は模擬店の他にいなほ作業所のパンの販売や、防災グッズの配布、室内では福祉用品の展示、ワークショップなども行われた。また、屋外のスペースで那智中学校吹奏楽部やバンドによる演奏、ダンス、色川でもお馴染みの江戸芸かっぽれ勝浦芳紀会の舞踊などが行われた。晴天の下で生演奏が聴け、舞踊が見られるのはなかなか贅沢な機会だ。さらに、最後の抽選会では色川から4人も当たりが出た。

来場者は、近隣の住民をはじめ、色川から来た人もおり、多くの町民が集まり賑わった。

ある福祉委員は「どの地区の福祉委員もみんな60代以上じゃないかな」とポツリ。今後はどうなっていくのだろうか。