敬老会で子どもと触れ合う

敬老会

口色川区の老人会「愛好会」(平岡靖敏会長)が敬老会を9月24日に口色川会館で開き、14人のお年寄りが集まった。

午前中は、大野保育所(山田眞理子所長)の園児13人が訪れ、「おさるのかごや」「赤とんぼ」などの歌を発表したり、「げんこつ山のたぬきさん」などのお年寄りとの触れ合い遊びやかたたたきをしたり、「ちびっこソーラン」の踊りを披露した。

また、皆で「おじいちゃん、おばあちゃん、お元気でいつまでも長生きしてください」とメッセージを送った。

平岡会長も「昨年の台風12号災害以降、お年寄りが減り、寂しくて元気がなくなっていたが、子どもたちの大きな声を聞いたり、触れ合ったりして元気が出た」とお礼の言葉を述べた。

その後も、平岡会長のハーモニカ伴奏で「ふるさと」を全員で歌ったり、一緒に昼食を食べるなどして、交流を楽しんだ。

午後は、色川診療所の安江満悟医師が「死ぬということについて」の話をした。

「若者が突然死ぬのと違い、考え様によってはお年寄りは年とともに徐々に死に近づいている。死を恐れて、死ぬ間際に大騒ぎして、とんでもない事故を引き起こしたり、周りに迷惑をかけることもある。そうならないよう、いつ死んでもよいように、死を迎える心の準備をしておいたほうがよい」といったことをユーモアを交えて話した。

その話を機に、皆で談話を楽しみ、なごやかなひと時を過ごした。

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園児がかたたたきをプレゼント