大阪で色川の活動を紹介

都市部の人々に和歌山県での田舎暮らしを紹介し、移住を応援する「わかやま田舎暮らしセミナー」が、10日に大阪ふるさと暮らし情報センター(大阪市中央区本町)で開かれ、那智勝浦町色川地区の紹介も行われました。
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今回のセミナーでは、実際に地域に数日間滞在して農作業の手伝いや地域活動に参加する「わかやま田舎暮らしワークステイ」のプログラムの案内がメーン。古座川町にある「和歌山県ふるさと定住センター」の紹介の後、県過疎対策課より、紀美野町、日高川町、那智勝浦町で行われるワークステイの趣旨や参加までの流れなどが説明されました。

また、ワークステイ受け入れ地域として紀美野町と那智勝浦町色川地区が、それぞれの地域の取り組みを紹介。那智勝浦町からは、役場観光産業課の坂口英伸さん、色川地域振興推進委員会の原和男会長、集落支援員の瀧岡寛子さんが参加し、色川地区の概要や委員会の活動、ワークステイでの作業内容、田舎暮らしの心構えなどについて話しました。

原会長は「どんな地域にも長い歴史の中ではぐくまれた知恵や技術が詰まっており、これまでの築かれた世界に目を向け、感じようとすれば、都会に負けない豊かさがあると気付かされる。こうしたセミナーを通じて地域と出会い、実際に足を運び、地域を選んで移住したら、そういう世界を大事にして暮らしてほしい」と強調しました。

最後に移住相談の時間が設けられ、それぞれの地域が、セミナー参加者からのワークステイや移住に関する個別の相談に応じました。ご参加くださった皆さん、どうもありがとうございました。
(執筆:たき)

セミナーには約20人が参加しました