色川の生活に触れる体験ツアー開催

現地体験会

11月26、27日にかけて、和歌山県主催の「わかやま“なごみ“暮らし現地体験会」が色川地区にて開催されました。テーマは「色川的自給自足の暮らし-子どもたちに伝えたい暮らしがある-」。3つの自給について住民の生活を訪ねました。初日は、「食の自給」。外山さん宅にて、鶏を解体して夕飯の準備。2日目は、津崎さんの炭焼窯を訪問。「燃料の自給」に触れる。最後に、鳥羽山さんから青年団の活動紹介。「関係の自給」について聞きました。

参加者は大阪、兵庫、東京からの計9名。借り農園で自然農に挑戦する劇団員。和歌山に移住希望の親子。再訪にあたる林業志望の青年も。

一日目に行われた鶏の解体。カゴに入った鶏を見つけ、子どもたちが駆けよる。緊張の面持ちで鶏の首先に刃をあてる参加者たち。小学生の女の子は「きもい」とつぶやきながら、毛をむしりはじめる。身が見えると「とり肉や!」。続けて、包丁で捌くさまを、最前列で見学。夕食がはじまると、手羽元にむしゃぶりつく。「おいしい」。

帰路のバスに乗り込んだ彼女。一人ひとりに名前で呼びかけながら、姿が見えなくなるまで手を振ってくれました。また会う日まで。