色川女子チームが3位入賞!

「キャー!やったー!」「うおぉっしゃー!」
新宮市役所全体が震えたようでした。1月16日に開催された新宮市駅伝大会2011で、色川青年会から参加した「色川女」が、高校生・一般女子の部で3位入賞が決定した瞬間です。周りでは「色川すごい!」の声も聞こえます。
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今シーズン一番の寒さに襲われ白銀の色川を出発した「チーム色川」が新宮市に到着すると、雪が積もったままの私たちの車に、皆驚いた様子で思わぬ注目を受けました。

色川青年会から出場したのは、「色川青年会」と「色川性年会」の男子2チームと、「色川女」の3チーム。「チーム色川」といっても、広い色川にそれぞれ点在して暮らしており、農家や林業、学校の用務員など、職業もばらばらで滅多に会わないメンバーもいます。

そんな中、“ただ紙上で登録したメンバー”ではなく、年末年始の忙しい中、合同練習や下見、壮行会などで、意識を共有し、モチベーションを高め、「チームになれた」と思います。だからこそ、2日前までノロウィルスで苦しんでいた選手も、前日に耕運機ごと田んぼに転げ落ち足をけがした男も走るのです(前日の壮行会で飲み過ぎた男も・・・)。

平均年齢30歳の独身色川女子たちのつないだたすきは、新宮市内を35分19秒で疾走しました。下見や壮行会、日々の練習の成果を見せることができたのも、選手の上着を預かるために来てくれた方や、雪でも大丈夫なように4輪駆動車を貸してくれた方、雪の中、新宮まで応援に来てくれた方々のおかげです。本当にありがとうございました!

一方、男子のほうは・・・・・・「青年会チーム」も「性年会チーム」も精一杯がんばりましたが、残念ながら入賞には届きませんでした(涙)。
(執筆:色川青年会会長・鳥羽山誠一)

入賞した「色川女」のアンカー・高田寛子さん

出場した3チームのメンバー