小学生がテニス体験

那智勝浦町立色川小学校(大江清博校長)の5・6年生が、2月21日に色川中学校(畑尻正大校長)でテニス体験を行いました。これは、新1年生になる前に、中学校を知り、慣れることが目的。テニス体験のほか、授業体験の機会もあります。–pagebreak–

当日、中学校のグラウンドに5・6年生と中学生が集合し、1年生が考えた今日の予定や注意事項などを説明。準備体操の後、2組に分かれて、それぞれ、ラケットの持ち方から始まり、素振り、ラケットの面の上や下でボールを突く玉突き、近くでボールを落としてもらって打つ一本打ち、サーブを練習し、慣れてきたところで最後はペアになって試合をしました。

この日は天候にも恵まれ、皆、和気あいあいとテニスを楽しんでいたよう。1年生の溝口真然君は「初めて教える立場になったので緊張しました」。一方、小学生たちは、「難しかったけど楽しかった」「審判がおもしろかった」「(中学生になるのが)楽しみ」「試合が楽しかった」といろいろな感想を聞かせてくれました。

生徒数の少ない同中学校では、クラブ活動がテニス部しかないですが、子どもたちがテニスに興味を持ち、楽しんだようでうれしく思います。
(執筆:ヨーヘー)

1年生の3人が小学生たちに手順を説明 

中学生に教えてもらいながら練習