子どもたちが里山でキャンプ

梅雨の晴れ間となった6月4日、色川小学校・中学校・大野保育所の子どもたちと保護者らが「コロコロランド」でバーベキューとキャンプを行いました。–pagebreak–

大野区にあるコロコロランドは、「色川明るい里山づくりの会」(白水節二代表)が里山再生事業を実施しており、地元の子どもたちの遊び場や学校の課外授業などにも利用されている場所。頂上には、休憩小屋やトイレ・水道も整備されています。

このバーベキューとキャンプは色川中学校に山村留学してきた親子や4月に愛知県からIターンしてきた家族、そして短期山村留学の家族の歓迎会を兼ねたもので、幼児から小中学生、大人まで30数人が参加しました。

夕方前に集まった参加者は、各々荷物を担いで5分ほどの山道を歩き、コロコロランド頂上へ。その後、火起こしやテントの設営など分担して作業が進められました。夕食のバーベキューでは各自持ち寄った食材が焼かれていましたが、鹿肉が多かったのも色川ならではでしょうか。バーベキューが終わると幼児連れなど半数ほどの人が帰宅しましたが、残りの人たちは設営された5つのテントに分かれて里山で一夜を過ごしました。

以前は手入れが行き届かず昼間でも暗い植林地だった場所で、こうした催しができるようになったことは非常に喜ばしいことです。ぜひ色川以外の人たちにも利用してもらいたいですね。
(執筆:創)

コロコロランドの頂上でバーベキューを楽しむ参加者