熊野牛子牛市場に出荷

「ドナドナド~ナ~ド~ナ~ 子牛をのせて~ ドナドナド~ナ~ド~ナ~ 荷馬車が揺れる~」
そんな歌がちらつきながら、まだ薄暗い早朝6時、子牛を軽トラに乗せて、田辺市へ出発しました。–pagebreak–

11月15日は、同市秋津町で年4回行われている熊野牛子牛市場の開催日です。著者も出品者の一人で、去勢牛「大師」を出荷。色川から片道約126キロの道のりを経てやっとのことで市場に到着しました。今回は生産農家戸数23戸、実購買者15人、いつもより多い92頭の子牛が出荷され、競り落とされました。

昨今は東日本大震災や原発事故、それに伴う風評被害などであまり高く値が付かないと予想していましたが、そんなことはなく、去勢牛で52万8000円、牝牛で53万6000円と今回最高額となった子牛が競り落とされると、拍手が出るほど市場は賑わいを見せていました。

「大師」も平均よりは少し低いものの、割とよい価格で落とされ一安心。来年も一頭出産が控えていて、その子牛も出荷する予定です。またよい値が付くことを期待してこれからも頑張っていこうと思います。
(執筆:ヨーヘー)

出荷された子牛