無農薬の地元産紅茶はいかが?

農事組合法人両谷園(外山哲也代表)では、今年も6月下旬から二番茶の収穫が行われました。気温のせいか、例年より1週間早く終わったとのこと。–pagebreak–

両谷園は、熊瀬川区の榎本靜夫さんが「安心して飲めるお茶をつくりたい」という思いで1983年に創設。現在は8人のメンバーが、その思いを大切に、無農薬による茶の栽培、加工、販売を担っています。

両谷園では、二番茶はすべて紅茶に製茶されます。紅茶は、煎茶やほうじ茶の製茶方法と違い、収穫した生葉を一晩寝かせ、翌日に発酵させてから揉捻(じゅうねん)機、乾燥機などの機械で加工されて製品となります。「その日の外気の気温などで発酵時間が異なるため、その見極めが難しい」と工場長の松本安弘さんは言います。

外国産の紅茶の味に比べると、非常に穏やかな渋味と甘味が特徴で、「ストレートで飲んでもおいしい」と評判です。近年、全国的に「和紅茶」の名で国産紅茶の人気が高まっていますが、「できるだけたくさんの方に色川の紅茶を知ってもらい、飲んでいただきたい」と代表の外山さん。

「紅茶いろかわ」は50グラム450円、100グラム630円、150グラム900円、ティーバッグ(3グラム×20袋)550円。問い合わせは両谷園(07355-56-0322)まで。

(執筆:ヨーヘー)

茶工場で製造される紅茶