
棚田を守ろう会(峯茂喜代表)の田植え体験が5月18日に小阪の米作り体験農場で開催され、町内外から多数の参加者が訪れた。
10年ほど前から棚田に通うようになり、東京から那智勝浦町に移住した高野康さんは、都会に住む若者を連れて棚田の体験イベントに毎回参加している。高野さんと、今回の田植え体験に初めて参加した若者の2人が感想を寄せてくれたので紹介する。
高野康さん(勝浦)
小阪の棚田にお世話になり始めて10年目になりました。今でも毎回新しい発見や気付きがあり、棚田も色川も農作業も僕にとっては貴重な時間です。いつもありがとうございます。これまで延べ200人くらいは若い人にも棚田に来てもらっていると思いますが、若い人の反応や感想も、棚田や色川をはじめ、日本の未来を読み解く鍵になるものと思っていますので、今後もお世話になります。
佐藤七海さん(大阪)
人生で初めての農業体験でした。田に足を踏み入れた瞬間、…カエル!カエル!虫が苦手な私は不安でいっぱいでしたが、小阪の棚田に広がる絶景と、心を通わせた皆さんとの時間がいつの間にか楽しさで満たしてくれていました。農業に無関心だった私にとって、大きな転機となった体験になったと思います。棚田を守り、棚田が人をつなぐ。この風景と絆がこれからも続きますように。いつかまた、ここに帰ってきます。
大橋さくらさん(名古屋) 初めての田植え体験で、地域の方々に教えていただき、足を泥に取られながら夢中で苗を植えました。色川に広がる美しい自然を眼下に眺め、皆さんとの会話に癒やされながら、心地よい汗を流せた一日となりました。地域の方々の優しさや温かさにも触れ、棚田の美しさを未来へつなげたいと強く思いました。この地で過ごした時間は、心に残る大切な思い出です。また訪れ、棚田と皆さんと、ともに過ごしたいです。

