
11月26日に小阪区で亥の子祭りが行われた。旧暦の亥の月(10月)の亥の日行われるこの祭りは、収穫への感謝や、家内安全、子孫繁栄を祈る伝統行事だ。
午後4時に椙吉神社へ着くと、子どもも大人も集まり賑わっていた。参加者は2つのグループに分かれ、集落の上・下をそれぞれ巡る。
各家を訪ねると、わらをくくりつけた枝葉つきの竹を地面にドンドンと突き、亥の子の唄を歌う。「エントコ ヤッサイ 末 はんじょう」と唄が終わるごとに、子どもたちはお菓子を、大人たちはお酒やお寿司などいただき、家主さんと話を咲かせる。
道中も楽しい時間だ。始まりは夕暮れの小阪の美しい風景を眺めながら、終わるころには真っ暗な道を明かりで照らしつつ、話しながら歩いていくと、あっという間に次の家に着いてしまう。
すべての家を巡った後は、小阪集会所へ戻る。2つグループが合流し、最後の唄を響かせた。
集会所では、峰茂喜さんがうどんを振る舞ってくれた。みんなで食事とお酒をいただきながら、。「昔は慰安がなくこれが楽しみだった」ともいう言葉にも納得しつつ、松木繁明さんや西浦完治さんから昔の話も伺え、貴重な機会となった。
子どもたちも楽しそうで、温かく迎えてくださった皆さんと、区を越えて参加できたことに心から感謝したい
