中学生の茶摘み体験

那智勝浦町立色川中学校(汐崎利勝校長)で生徒たちの茶摘み体験が5月9日に行われました。場所は同校敷地内の約2畝の茶畑。作り方は、色川伝統の手摘み、手もみの釜炒り茶です。–pagebreak–

この日は気温が上がり、生徒たちは「暑かった」「疲れた」と感想文に書くほどでしたが、それでも皆、黙々と熱心に作業に取り組みました。摘んだ茶葉は、ごみを丁寧に除いてから、釜で炒り、むしろの上で手もみし、最後は天日干し。初めて茶摘みをした生徒は、「いい経験になった」「また茶摘みがしたい」と楽しんでいたようです。

今年は低温の時期が長く続いたため、芽の成長が遅く、約9キロしか収穫できませんでしたが、一生懸命に摘み取ってできた新茶を皆でおいしくいただいています。
(執筆:ヨーヘー)

新芽を手摘みする生徒たち

釜で炒った茶葉をむしろの上で手もみする